僕がAudi A1を買った理由(2) 検討そして決定へ

各候補車を検討

当初の候補には「VW GOLF」や「ルノー・ルーテシア」「アルファロメオ ジュリエッタ」などCセグメント車も候補に入れていましたが、自分の車の利用用途は、ほぼ1人か2人での乗車で都内を走ることが多いので、取り回しのし易いBセグメントの車に絞って検討することにしました。
その結果、最終的な候補に残ったのは、以下の3台でした。

アウディA1

スタイリッシュで上品なデザインと高い質感のインテリア。7速ATのSトロニックと1.4Lの直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボで小気味よい走りをしてくれる。もっとパワーがあると楽しいのかもしれないと思いつつ、都内での利用が多いので、もしパワーがあっても実際にはそのパワーを活かせる場面が少なそうであり、走りはこれで十分だと思いました。
リアシートは長時間人を乗せられる感じではありませんが、もともと乗車は1~2人がほとんどなので、その点は問題なし。
また、街中でもアウディ自体はよく見かけるものの今のところアウディA1はまだそれほど見かけないのも高ポイントでした。

アルファロメオ ミト

個性的なエクステリアデザインが魅力的。インテリアは上質感はないものの、センスを感じさせます。走りもそこそこ楽しそうで、エンジン音も聞かせてくれる感じ。ただ、センスは感じさせてくれるインテリアもやや落ち着きに欠け、しばらく見ていたら飽きるかもしれないと感じたことと、インテリアの細かな仕上げはアウディA1のほうが出来がよく、アウディA1を見た後だと少しチープさを感じてしまうところもありました。
また、エクステリアデザインについても、アルファロメオならもう少し全体的に色気を感じさせてほしいところです。

MINI COOPER

やっぱりMINIのエクステリアデザインは魅力があります。インテリアは上品さはないですが、ポップでオシャレでそこそこ質感も高いです。走りはパワーとしては十分ですが、ATの選択なのでアウディA1のSトロニックと比較すると、やや気を使う感じがしました。
また、希少性はなく街中でよく見かけるのがどうかな、という感じです。どうせならば、あまり走ってない車に乗りたいという思いがありました。

結局、Audi A1を購入することに

最後は「アルファロメオ ミト」と迷いはしたものの、最終的には「Audi A1」を購入することにしました。「Audi A1」に決めたポイントは以下でした。

スタイリッシュでカッコいいエクステリアデザイン

エクステリアデザインについては、個人の好みによるところが大きいので違う意見の方もいるとは思いますが、自分的には検討した車の中では、圧倒的にカッコいいと思いました。ひと目でアウディとわかるデザインをコンパックとに凝縮。このサイズのハッチバックタイプの車で、これだけカッコよさを感じさせる車は他にはありません。もともとエクステリアデザインが選択の第1の要素でしたので、この時点で購入候補の1番めは「アウディA1」になりました。

「アルファロメオ ミト」も、ひと目でアルファロメオをわかる個性的なデザインに惹かれるものがありますが、ミトはいまいち中途半端な気がして、アルファロメオであれば、もう少し色気のあるデザインがよかったのにと思ったのでした。

「アウディA1」はボディサイズが小さいことで、横から見るとずんぐりむっくりに見えるという意見もあるようですが、確かに全長は4mにも満たないので、ずんぐりむっくり感はある程度は出てしまうものの、ボディカラーは白、4ドアの SportBack であればかなり「ずんぐりむっくり感」がなくなり、ほどよくまとまって見えます。
2ドアのほうがカッコいいという意見が多いですが、個人的には横から見た全体のバランス感からすれば、4ドアのSportBackのほうがカッコいいと思いましたし、4ドアのほうが利便性も高いので、買うのならばボディ色が白のSportBackかなと。

こちらの記事でAudi A1の2ドアと4ドアの比較をしていますので参考にしてみてください。

アウディA1 SportBack

上質なインテリア

「アウディA1」のインテリアはぱっと見た目ですごく高級感がある、というわけではありませんが、比較したBセグメントの車のなかではやはり一番上質感がありましたし、そしてなにより「アウディA1」のインテリアは細部をよく見ればみるほど、「なかなかいいなぁ」と思わせるのに対して、他の比較した車は、細部をみればみるほど気になる部分が増えるという感じであり「アウディ」の細かな部分へのこだわりが感じられます。

また、これは実際に購入してから気がついたことですが、夜間にはメーターなどのインパネや、各種スイッチ類が白と赤で彩られますが、その光はとても綺麗で、夜景を彷彿させるものがあります。
アウディA1 インテリア

適度に楽しい走り

「アウディA1」はカタログ上では、1500rpmから最大トルクを発生することになっていますが、実際に走ってみると、低回転域ではあまりトルクを感じられず、少しもったりした感じがしましたが、アクセルをちょっと踏み込めばそこそこの加速が得られます。

また、シフトレバーをSモードにすれば、ちょっぴりスポーツカーチックな雰囲気も味わえます。

「アルファロメオ ミト」「ミニクーパー」もそれぞれ個性があり、走りは悪くはありませんが、選択がAT車だったので「アウディA1」の7速Sトロニックの出来の良さが他の車を1歩リードしており「安心して運転できる感じ」でしたし、特段スポーツタイプの車が欲しいと思っていたわけではないのでの、これでも十分だと思いました。
MTでもよいのであれば、別の選択もあったとは思います。

また、「アウディA1」が一番ステアリングフィールがよい感じがして、カーブにもキビキビ反応してくれたのが好印象でした。

価格

価格について言えば、確かに「アウディA1」は安くはないです。対抗候補の筆頭であった「アルファロメオ ミト」の MITO Competizione も 292万円しますが、アウディA1ではオプションである、バイキセノンヘッドライト、リアパーキングシステム、パドルスイッチ、シートヒーターなどが標準でついていますので、オプション込みで考えると「アウディA1」のほうがやや割高感があります。しかし、じゃあMITOにしようとは思えず、いろいろオプションつけると当初予算よりオーバーしそうでしたが「アウディA1」にすることにしました。

予算は大事な要素ですが、自分は買ったらしばらく乗ることになるだろうし、安くはない買い物ですから、自分が納得したものであれば、多少の予算オーバは仕方ないかな、と考えたのでした!

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