僕がAudi A1を買った理由(1) まずは候補車選びから

先日、「Audi A1 Sportback」を購入しました。セカンドカーではなくファーストカーとして。候補はいろいろあったものの、最終的になぜ「Audi A1 Sportback」を選んだのか。

選択のコンセプト

車を探してて思ったのですが、価格も含めて考えると「まさにこれだ!」という1台を見つけるのはかなり難しいです。どこかで妥協しなければなりませんが、その時に「選択のコンセプト」がはっきりしていないと迷いに迷ってしまいます。

車はやはり道具としての側面が強いので、どうしても全体バランスで考えようとしてしまいがちですが、全体を見ようとするとかえって焦点がボケてしまうので、結局決めかねることになってしまいます。買った後後悔しないためにも、選択のポイントを絞って考えようと思っていました。

そこで自分の考えた選択のコンセプトは「持つことにこだわりと喜びを感じられ、所有欲を満たしてくれる車」でした。

まず1番重視するのは「デザイン」です。見た目が好きで魅力を感じる車でなければ、持つことにこだわりと喜びは感じられないでしょう。その次はインテリアです。結局車に乗っているときは、インテリアを見ている時間のほうが圧倒的に長いわけですからインテリアも重要です。そのインテリアには「上質さ」を求めることにしました。ここで言う「上質さ」は必ずしも「高級」という意味ではありません。自分の感性で「上質」と感じられるものであればよいなと。素材も重要なものの、どちらかと言えばデザイン重視で考えることにしました。

逆に走りの優先順位は少し落としました。

どういう車を買うか?

まず、どういう車を買うかを考える上で、自分に必要な最低限のスペックを考えてみました。

車の利用用途は週末だけで近所に買い物に行くか、ちょっと少し遠くへドライブに行くかくらいです。
また、乗車人数は自分含めて1人か2人なので、後部座席に人を乗せることはあまり考えないことにしました。

後部座席に人を乗せる必要がない、となるとかなり夢が広がるのですが、とはいうものの、ファーストカーで考えていましたので、ある程度の実用性を持っている車である必要があります。

そして肝心なのが予算ですが、多少の上振れは許容できるものの、乗り出しで350万くらいを目処に検討することとしました。

検討した車

デザインが最優先で考えていましたが、国産車には魅力的な車が見当たらず、もともと、欧州コンパクトカーが好きで、何台か乗り継いてきた経緯もありましたので、以前同様に欧州車のなかから選ぶことに。

以下が購入するにあたり検討した車たちです。

フォルクスワーゲン ザ・ビートル

ザ・ビートル

先代の「ニュービートル」にはあまり興味はなかったものの、今回の「ザ・ビートル」は先代より全長、全幅が大きくなり、そして全高が低くなったことで、かなりスタイリッシュになりました。「前のほうがビートルらしい」という意見もあると思いますが、自分としては今回のビートルのほうがカッコよく思え、まずはデザインで候補の1つとしました。

フォルクスワーゲン ザ・ビートルルの評価

シトロエンDS3

シトロエン DS3
個性的なフォルムであまり見かけないこともあり、所有欲を満たしてくれるかも、ということで候補の1台に。ただ、デザインはやや自分の好みとは違うかな、という感じはしています。

シトロエンDS3の評価

シトロエンC3

citroenC3
デザインはスタイリッシュさには欠けますが、欧州車らしい雰囲気をもった車。そして最大の特徴である「ゼニスウィンドウ」がこの車の価値を高めてくれています。

シトロエンC3の評価

FIAT500

FIAT 500
カワイさとオシャレな感じを併せ持ったデザインの車。ただファーストカーとして考えると厳しいかもなぁという気もしつつも、一応候補に。

FIAT500の評価

MINI

MINI
有力候補の1台。ただ、街でよく見かけるのがどうかなぁと。売れているので見かけるのは当たり前なのだけれど、やっぱりあまり見かけない車が欲しい気もします。

MINIの評価

VW POLO

VW POLO
バランスのとれたいい車とは思います。走りを重視するなら、「BULE GT」や「GTI」もあります。デザインはほぼゴルフを踏襲した形になっているので悪くはありませんが、やや華やかさに欠けるかも。

VW POLO の評価

VW GOLF

vw golf7
新しく発売された GOLF7。エクステリアデザインに惹かれるところはあまりないけれど、きっと試乗したら「やっぱりいいなぁ」と思っちゃうのではないかと思い、一応候補に。ただ、希少性は皆無なので、最終候補には残らないかもなぁ。

アルファロメオ ミト

アルファロメオ ミト
有力候補の1台。個性的なエクステリアデザインとそれほど見かけない希少性。そしてアルファロメオ。アルファロメオらしいボディラインであり、所有欲は満たせそうな気がします。

アルファロメオ ジュリエッタ

アルファロメオ ジュリエッタ
有力候補の1台。アルファロメオの3代目ジュリエッタです。ボディ曲線はアルファロメオらしい美しいさを感じさせてくれます。ただ、ミトもそうなのですが、デザインは復古調で、やや自分のポイントからは外れている感じ。個人的には「アルファロメオ 147」のデザインが好きだっただけに、購入欲はそこまで高まらないかもな、という感じでした。

アウディA1

アウディA1
最初はそれほど気になっていなかったものの、よくよく見ると、コンパクトなボディにアウディとひと目でわかるデザインが凝縮され、とてもカッコいいことに気が付きました。価格的にはA3も圏内ですが、A3よりはA1のほうが断然カッコよく見えて、アウディはA1に絞って検討することに。

ルノー・ルーテシア

ルノー・ルーテシア
有力候補の1台。今回のルーテシアはかなりカッコいい。そして、199万8千円からとリーズナブル価格設定。これはかなり気になります。

その他

BMW 116

BMWも116ならば価格的にも圏内に。BMWブランドの魅力はあるものの、どうしてもデザインが好きになれない。持っていたらそれなりの満足感はあるかもしれませんが、あまり積極的にはなれず。

メルセデス・ベンツ A180

メルセデス・ベンツのAシリーズも価格的には圏内。デザインはサイドからリアの曲線はそこそこ美しいと思うものの、フロントの品の無さがどうしても気になります。BMW同様メルセデスブランドの魅力はあるものの、この車を買ったところでワクワクするだろうか?と考えると、たぶん無い気がします。

VOLVO V40

プレミアム・スポーツコンパクトの「VOLVO V40」。走り、インテリアの質感、安全装備の充実と魅力が盛りだくさんで、しかも 289万円からとコストパフォーマンスはかなり高いと思います。
デザイン的にもかなりスタイリッシュになったV40ですが、リアは個性的でいい感じなのですが、フロントがシャープさに欠けて何かの動物を彷彿させるデザインなのが、どうしても好きになれず。まあ、これは完全に個人の好みではありますが。

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